ピックルボール船水雄太 日本人史上初のMLPデビュー「僕だけの挑戦ではない。勇気を与えたい」

[ 2025年7月4日 13:25 ]

ピックルボールをプレーする船水雄太
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 日本人史上初めて米国の「メジャーリーグ・ピックルボール(MLP)」にドラフト指名された船水雄太(ふねみず・ゆうた)が3日(日本時間4日)、ニューヨークでMLPデビュー戦に臨んだ。

 船水が所属するマイアミ・ピックルボール・クラブはオーランド・スクイーズと対戦。男子ダブルス、混合ダブルスに出場した船水だったが、マイアミは0-4で敗れた。それでも日本人史上初めてMLPでプレーする選手になった31歳は、「この舞台で活躍するために1から挑戦してきた。こうして無事にケガなく戦い抜けて、非常に嬉しい」と精悍な表情で述べた。

 船水は3月、MLPクラブであるマイアミ・ピックルボール・クラブにドラフトされ、日本人選手として初めてMLP選手となった。MLPプレミアの16チームは、各チーム男女6名(合計96名)で4月に開幕したシーズンを戦っている。マイアミは現在6勝10敗で10位と苦戦する中で、「状態のいい僕を使おうということでここにチャンスが回ってきた」とついにデビューにこぎつけた。

 「ピックルボール」とはテニス、卓球、バドミントンの要素を組み合わせたような新スポーツで、米国では大人気。日本での先駆者としての役割が期待される船水は、「誰でも手軽にできて、人とのつながりが作りやすいスポーツ。一方、トップ選手同士のゲームでは激しさも伝わる」とその魅力を語る。

 甘いマスクとエネルギッシュなプレースタイルを兼ね備えた船水を、ビジョナルの代表取締役社長で、23年4月に日本人で初めてニューヨーク・ヤンキースのオーナーグループに加わった実業家の南壮一郎氏もサポートしている。

 ソフトテニス界のスーパースターが、ピックルボールの第一人者へ。「僕だけの挑戦ではない。ピックルボールを広めてくれている人たち、何か挑戦をしたい日本人にも勇気を与えたい。結果を出して恩返ししたい」と船水は意気込む。一部の関係者からは「ピックルボール界の大谷」と期待される船水の今後が楽しみだ。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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