またも新星!20歳・高野愛姫が逆転V「夢を1つかなえることができた」 岩井姉妹の2学年後輩

[ 2025年6月9日 04:00 ]

女子ゴルフツアー ヨネックス・レディース最終日 ( 2025年6月8日    新潟県 ヨネックスCC(6339ヤード、パー72) )

<ヨネックスレディースゴルフトーナメント最終日>初優勝を果たし副賞に新潟県産コシヒカリを贈られ笑顔を見せる高野愛姫(撮影・会津 智海)
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 4打差の6位から出た高野愛姫(あいひ、20=Jトラスト銀行インドネシア)が9バーディー、1ボギーの自己ベストとなる64で回り、2位に4打差をつけ、逆転で初優勝を飾った。前週に初Vを飾った稲垣那奈子(24=三菱電機)に続き、2週連続でプロ2年目の選手が勝利した。

 また新星が現れた。高野は「夢を1つかなえることができた。優勝できる日は来るのかなと思っていたけれど、優勝することができて凄くうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 3番から3連続バーディーで勢いに乗ると、8番からは4~7メートルのパットがカップに吸い込まれるように入り、4連続バーディー。独走状態だった順位を初めて確認したのは15番のリーダーボードだった。「残りのホールで変なことをしなければ勝てると思った。それでもパッティングで手が震えていた」と緊張感の中、最後まで戦い抜いた。

 埼玉栄高の出身で、2学年上に米ツアーで活躍する岩井姉妹がいる。「目標にもできない」存在だった。卒業後は日大に進学。昨夏に中退したものの、在学中はゴルフ部に所属した。1時間20分の走り込みなど毎日朝練に励み、体力はもちろんメンタル面でも成長したことが2年前のプロテスト合格につながった。

 今季開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースでは首位タイで予選を通過したが「自分が最終組にいるべきではない」という考えが浮かんでいた。その後、練習量を増やしたことで、この日は「自分は優勝できる人間なんだ」と最後まで自信を持ってプレーできた。

 初のトップ10入りを優勝で飾った20歳は「もう一回できたらうれしい。シーズンで常に3、4勝できる選手になりたい」と新たな夢へ歩み出した。 (松岡 咲季)

 ◇高野 愛姫(たかの・あいひ)2004年(平16)9月14日生まれ、東京都北区出身の20歳。テレビで石川遼のプレーを見た母・英姫(えいひ)さん(48)の勧めで、5歳でゴルフを始める。埼玉栄高―日大に進学。在学中の23年、2度目の挑戦でプロテストに合格し、昨年8月に日大を中退。特技は歌で、カラオケの十八番は中島美嘉の「雪の華」。1メートル67、58キロ。

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