新・伊勢ケ浜親方「自分の体で試したことを弟子に伝えていけたら」“照ノ富士流”指導プランを披露

[ 2025年6月9日 17:04 ]

<伊勢ケ浜部屋名跡変更会見>会見に臨んだ伊勢ケ浜親方(撮影・郡司 修)
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 大相撲の照ノ富士親方(元横綱)が9日、年寄「伊勢ケ浜」を襲名し、伊勢ケ浜部屋継承会見を東京都江東区の同部屋で行った。同日付で年寄「宮城野」を襲名した前師匠(元横綱・旭富士)も同席した。

 新・伊勢ケ浜親方は「伊勢ケ浜部屋を継承して弟子たちを受け継いでいく責任を感じます。今以上に強い部屋にしていかなければならないという思いでやっています」とあいさつ。全45部屋で最も多い7人の関取を抱える“最強部屋”の師匠としての自覚を強めた。「ずっと親方の教えを信じてやってきて横綱になれた」と先代師匠に感謝。「教えてもらったことを次の世代に伝えながら一生懸命頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 角界随一の猛稽古で知られる伊勢ケ浜部屋。「猛稽古と言われるけど、それが仕事。これから強くなっていくという思いがある以上は自分から望んで稽古に精進することが一番大切だと思う」と伝統を受け継ぎつつ「その子その子に合った稽古の量は違うから、一人ずつ見て指導していきたい」と弟子一人一人に合わせた指導方法を模索していく考えを示した。自身は大関からケガや病気による序二段転落を経て横綱まで上り詰めた唯一無二の経験を持つ。「落ちた時から1日も休まず筋トレして筋肉を戻した。トレーニングだけでは強くならないのでどうしたら相撲の筋力になるか、自分の体で試したことを弟子に伝えていけたら」と独自の“照ノ富士流”指導法を掲げた。

 先代師匠からの教えで一番受け継ぎたいことは「何があっても諦めない気持ち」と回答。「部分的にケガをしていたとしても1日も休まず目標を持って取り組むこと。そうしないと力士は強くならないので、それを次の世代に伝えていけたらなと思います」。さらに「協会の看板力士を育てることが、部屋を持ってできる一番の恩返し」と横綱大関の輩出も夢見た。先代師匠からは「苦しい時もあったからそういうのも一つの糧として伝えていける。本人のカラーを出していければ」と期待の声。自身の経験を元に、これから“第二の照ノ富士”を育成していく。

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