カーリング日本 格下中国に痛恨黒星 五輪出場枠争う大会で不覚 1次L突破へ「集中していく」

[ 2025年3月17日 04:30 ]

女子世界選手権第2日 ( 2025年3月16日    韓国・議政府 )

中国戦で、指示を出す日本代表・吉村(AP)
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 来年のミラノ・コルティナ冬季五輪出場枠を懸けて行われ、世界ランク5位につける日本代表のフォルティウスは、1次リーグ第3戦で同17位の中国に9―10で敗れた。この日午前に戦った同ランク8位のイタリアに10―5で快勝しただけに痛恨の黒星。これで通算成績は1勝2敗となった。1次リーグは出場13カ国が総当たりで争い、上位6チームが突破。1、2位が準決勝に進み、3~6位は4強入りを懸けてプレーオフに臨む。

 最後まで諦めなかった。しかし、日本代表のフォルティウスは、ラスト2エンドで2点ずつを奪って猛追も一歩及ばなかった。中国は世界ランク17位。勝たなければならない相手だったが、総当たりの1次リーグで手痛い2敗目。スキップ吉村紗也香(33)は「苦しい展開が続いてしまった」と悔しさをにじませた。

 この日は午前にイタリア戦、午後に中国戦のダブルヘッダーだった。出だしは快調。イタリア戦は有利な後攻の第1エンドで、吉村が最終投でダブルテイクアウトを決めて一挙5得点を奪った。その後も隙を与えず大会初勝利をつかみ、勢いに乗って臨んだのが中国戦だった。

 だが、一発勝負の怖さを味わう。後攻の第3エンド。吉村の最終投は相手のハウス中心のストーンをはじき出せず、自らのストーンはハウス外に流れるミス。「想定より速くなった。イメージした軌道ではなかった」。大量4点のスチールを許し、勝機が遠のいた。

 ミラノ・コルティナ五輪出場枠を争う今大会。24、25年の世界選手権の成績に応じたポイントランクのため、24年大会で11位に終わった日本は、目安として4位以上の結果が求められる。今後は世界ランク1位のスイス、同2位のカナダと強豪国との対戦を残しており、枠獲得への厳しさが増したのは事実だ。

 ただし、決勝はトーナメント形式。まずは1次リーグを突破することで道は開ける。まだ12戦のうち3つ終わっただけ。吉村は「いい感覚はある。集中していく」と顔を上げた。

 ▽カーリング五輪への道 計10カ国の出場枠のうち既に開催国イタリアは出場が確定しており、24、25年世界選手権によるポイントランクで7枠が決まる。開幕前時点で日本は3ポイントで同ランク10番手(イタリアを含む11位)。今大会は1位15ポイント、2位13ポイント、3位11ポイント…(以下、順位が下がるごとに1ポイント減)の配点で、過去実績によると4位以内が出場枠獲得の目安となる。今回出場枠を得られなかった場合は、残り2枠を懸けた12月の世界最終予選に望みをかける。

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