陸上メダルは北口の金1つでも…短距離に跳躍で入賞 過去一の盛り上がり呼んだ海外経験

[ 2024年8月13日 05:00 ]

スポーツニッポン担当記者がパリ五輪総括&提言

金メダルを手に笑顔の北口(撮影・岡田 丈靖)
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 「陸上の五輪は日本選手権」という国際舞台で活躍できない皮肉は、隔世の感がある。

 陸上のメダルは女子やり投げ北口の金1つにとどまったが、短距離から跳躍、マラソン、競歩まで多くの入賞が生まれ、注目が一部種目、特定選手だけだった過去よりも間違いなく盛り上がった。

 日本陸連の土江短距離ディレクターは今後目指すべき強化について「ドメスティック(国内的)になりすぎないこと」と語る。

 100メートル準決勝で9秒96を出したサニブラウンは米国拠点で、北口もチェコを中心に活動。110メートル障害5位の村竹も海外拠点を視野に入れる発言をした。来夏に東京での世界選手権が控えるが、海外でしか味わえない経験を多く積んでほしい。(大和 弘明=陸上、体操、自転車など担当)

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