メダリスト11人!最強レスリング選手団が笑顔で凱旋 空港で出迎えた600人のファン大歓声

[ 2024年8月13日 17:50 ]

大勢の人が出迎える中、帰国したレスリング代表選手たち(撮影・沢田 明徳)
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 パリ五輪に出場したレスリングなどの日本代表選手団が13日、パリから成田空港着の航空機で帰国した。到着ロビーに姿を現すと、約600人集まったファンから大歓声と大きな拍手で迎えられた。

 男女計13人が出場したレスリングは、金メダル8人、銀メダル1人、銅メダル2人の大活躍。光り輝くメダルを首から提げた11人のメダリストらは笑顔で手を振って声援に応えた。

 男子グレコローマン77キロ級金メダルの日下尚(23=三恵海運)をお手製の横断幕で出迎えたのは、香川県高松市の職員ら地元関係者。「6月末に壮行会を開いた時には“メダルを獲らないと帰って来られない”と言って自分を追い込んでいた。有言実行できて凄いの一言です」と地元のスーパースターを称えた。

 日本選手団を出迎える群衆の中には、2021年東京五輪空手女子形の銀メダリストで今年5月に現役を引退した清水希容さん(30)の姿も。同じミキハウス所属でともに金メダルを獲得した男子グレコローマン60キロ級の文田健一郎(28)と男子フリースタイル57キロ級の樋口黎(28)を祝福した。「文田選手は東京の時(自分と)同じ銀メダルで凄く悔しい思いをしたと思うので、金メダルを獲ってほしいなという思いでした。ここまで大変だったと思うけど(試合が)終わってからの表情を見て、私も胸が熱くなりました」。同じ東京五輪銀メダリストとして、感慨深げに話した。

 清水さんは前回の五輪では選手側だったが、今回は応援する立場に。「東京五輪を経験して、選手や関係者らいろいろな人の気持ちがより分かるようになったので、今までと違う感情で見させてもらいました」。文田と樋口が姿を現すと、笑顔で花束を手渡して握手でねぎらっていた。

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