リディア・コが涙の金メダル!ゴルフ界初の“メダルスラム”達成!リオ銀、東京銅に続き3色コンプリート

[ 2024年8月11日 00:40 ]

パリ五輪第16日 女子ゴルフ ( 2024年8月10日    ゴルフナショナル=6374ヤード、パー72 )

金メダル獲得を決め、涙を流しキャディーと歓喜のハグを交わすリディア・コ(AP)
Photo By AP

 五輪2大会連続メダルのリディア・コ(27=ニュージーランド)が通算10アンダーで金メダルを獲得した。

 コは16年リオデジャネイロ大会で銀メダル、前回21年東京五輪で銅メダルを獲得しており、今回の金メダルでメダル3色をコンプリート。ゴルフ界初の“メダルスラム”を達成した。

 7日の第1ラウンドは72のイーブンパーと決して順調なスタートとはいえなかったが、第2ラウンドで67とアイアンの切れを生かして通算5アンダーと伸ばし後半戦に。ツアーではムービングデーとなる第3ラウンドも68の4アンダーと伸ばし、モルガン・メトロー(スイス)とともに通算9アンダーの首位タイで最終日を迎えていた。

 最終日は耐えるゴルフとなったが、1打差の単独首位で迎えた何が起こるか分からない最終18番で2打目を刻み3打目勝負を選択。その3打目が圧巻だった。ピン奥1メートルにバックスピンでピタリ。このパットを真ん中からしっかり決めバーディーフィニッシュ。最終的に2位のヘンゼライト(ドイツ)に2打差をつけて偉業を達成し歓喜の涙を流した。

 この金メダルでポイントを加算し、LPGAの殿堂入りも決めた。

 ▼リディア・コ 今日の18ホールは私の人生で最も重要な18ホールだった。自分の運命を今週末に書くことができて夢のようだ。私は3回目のオリンピックで素晴らしい経験をできた。18番のティーショットとセカンドショットは私の人生で一番重要な2つだった。最悪でもパーを狙おうと思っていた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年8月11日のニュース