【バスケ女子】日本3連敗で終戦…ベルギーに大敗で1次L敗退、エブリン、宮崎、町田ら悔し涙

[ 2024年8月4日 19:40 ]

パリ五輪第10日 バスケットボール女子1次リーグC組   日本58ー85ベルギー ( 2024年8月4日    ピエール・モロワ競技場 )

相手に厳しいディフェンスを受ける馬瓜エブリン(AP)
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 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組最終戦でベルギー(同ランク6位)と対戦。第1Qは3Pシュートを全て失敗するなど前半から苦しい展開が続き、ベルギーに58ー85で敗れて3連敗で1次リーグ敗退。2大会連続メダル獲得を目指したが、8強を前に姿を消した。 試合結果(速報)  1次リーグ順位表

 21年東京五輪を上回る金メダル目標に掲げていた日本。しかし1次リーグは強豪国と同組の“死の組”に入り、米国、ドイツに2連敗と窮地に追い込まれた。

 ドイツ戦終了後に馬瓜エブリン(29=デンソー)は「みんなを勇気づけようと鼓舞して、本当にプッシュしてたんですけど…それが出来なくて責任を感じています」と自身のふがいなさに悔し涙。それでも決勝トーナメント進出の望みが断たれたわけではなかったため、「本当日本の皆さんにしっかりと日本のバスケットを見せられるようにみんなでいい顔してプレーしたいなと思います」と前を向いてベルギー戦を迎えた。

 しかし第1Qから苦しい展開に。高田真希(34=デンソー)、林咲希(29=富士通)の連続得点から始まったが、日本の武器の一つでもある3Pが7本試投で全て失敗。残り8分35秒以降はフィールドゴールを決められず、フリースローの3点のみでこのクオーターは7―19と12点リードを許した。

 第2Qには赤穂ひまわり(25=デンソー)の3Pシュートを皮切りに、途中出場の馬瓜エブリン(29=デンソー)、林が3Pシュートを決めたがに23―39とリードを広げられて前半を折り返した。

 巻き返しが期待された第3Qだったが、開始から3分半は無得点で0-6のランでリードをさらに広げられた。苦戦が続く展開で最終クオーターまで選手たちは戦い抜いたが、無念の3連敗でパリ五輪を終えた。

 試合後には宮崎早織(28=ENEOS)、エブリンが健闘を称えな合いながら抱擁して涙を流した。

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