【フェンシング】江村美咲「興奮と体がバキバキでほぼ寝ていない」メダル獲得から一夜明け喜びの会見

[ 2024年8月4日 20:42 ]

<パリ五輪 フェンシング女子サーブル団体3位決定戦>銅メダルを手に笑顔の(左から)江村、福島、尾崎、高嶋(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲(立飛ホールディングス)らメンバー4人が快挙から一夜明けた4日、パリ市内のチームジャパンハウスで会見に臨み、江村は「いよいよ五輪メダリストになれてうれしい気持ち。3位決定戦を振り返っても、(世界ランキング1位のフランスという)強敵でアウェーで、その中でみんなの力で勝ちきって、本当に凄いことを成し遂げたと感じた」と達成感を口にした。

 前夜はアドレナリン全開で寝付きが悪く、「(午前)1時には寝る準備をしたが、興奮と体がバキバキでほぼ寝ていない。その間もいろんな方からメッセージが来て、これが五輪でメダルを獲ることなんだとかみ締めている」とうれしそうな表情。一方の高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)は「疲れすぎてすぐ寝ちゃった」、最年長29歳の福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)は「ドーピング検査があり、(選手村の帰村が)12時過ぎて、あまりお祝いはできずに喜びをかみ締めた」。最年少21歳の尾崎世梨(法大)は「家族と過ごした。昨晩は(祝福の)メッセージを返して寝不足だけど、幸せな寝不足」と笑顔だった。

 江村が「ワンチームになったなという気持ち」とチーム一丸のメダル獲得を強調し、主将の福島も「プライベートで凄く仲がいいわけではないと思うけど、チームとしては凄く信頼していて、どんな時でもみんなで一緒に感情を共有して、頑張ってこれたと思う」と実感を込めた。これで日本のフェンシングの団体種目は最終日の男子フルーレを残し、全チームがメダルを獲得。尾崎は強さの秘けつを「個人戦と違った難しさはあるが、誰かが調子が悪くても、カバーしてくれる。個人戦よりも楽しいと思ってピストに上がって試合ができるのが、メダルにつながった団体戦の秘けつだと思う」と話した。

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