【陸上】800m高校女王の久保凛「日の丸を背負いたい」いとこ・建英に刺激

記念撮影に収まる青学大・原監督（左）と招待女子5キロで優勝した久保凛（右）
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　アディダス・ジャパンが主催するロードレース「ADIDAS　TOKYO　CITY　RUN　2024」が23日、都内で開催された。招待女子5キロでは、高校総体800メートル女王の久保凛（東大阪大敬愛高1年）が16分22秒で制し「自分としては長い距離だったが、気持ちで負けないとラストスパートで優勝できてうれしかった」と振り返った。

　女子中距離界に現れた新星は冬季練習で長い距離を踏み「長い距離で走れるからこそ短い距離も走れる」とトラックシーズンへ自信を見せる。「今年はインターハイ800メートル2連覇すること。日の丸を背負って走ることを目標にしている」と決意を口にした。

　サッカー日本代表のMF久保建英（レアル・ソシエダード）は、いとこ。「気にしてはいない。自然な感じです」と語るが「その姿を見て、日の丸背負えるようになりたいというのはある。刺激をもらっている」と大きな存在が身近にいる。中長距離界で第一人者の田中希実（ニューバランス）のように「五輪など世界で通用する選手になること」を目標に掲げており、まずは世代別での世界舞台を目指す。