元十両・藤青雲が4連勝「勝ち越しできて安心」日大出身・城間は連勝17で止まりプロ初黒星

[ 2024年1月21日 07:23 ]

大相撲初場所7日目 ( 東京・両国国技館 )

<初場所7日目>城間を寄り倒しで下す藤青雲(撮影・沢田 明徳)
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 元十両で西三段目26枚目の藤青雲(26=藤島部屋)が日大出身の城間(23=尾上部屋)を下して4戦全勝で勝ち越しを決めた。

 立ち合いから体を生かして前に出てくる城間に対し、左上手出し投げで崩してから右を差して両まわしを引き付けて寄り倒し。初めて三段目に番付を上げてきた新鋭に十両経験者の実力を示し「とりあえず勝ち越しできて安心」と胸をなで下ろした。

 昨年6月に左膝前十字靱帯断裂の大ケガ。3場所連続の全休で十両から三段目まで番付を落とし、今場所から復帰した。「土俵の感覚をしばらく忘れていた」と初日は緊張と恐怖心もあったが、取組を重ねるごとに徐々に感覚を取り戻していった。昨年夏場所で同じ新十両だった時疾風(27=時津風部屋)は十両で7戦全勝。「自分も早く追いつかないと」と刺激になっていた。

 敗れた城間はプロ初黒星。初めて序ノ口の土俵に上がった実質デビューの昨年秋場所から続く、本割の連勝は17でストップとなった。

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