【全国都道府県対抗男子駅伝】長野が大会新で3連覇!4区でトップ浮上、鈴木芽吹が独走フィニッシュ

[ 2024年1月21日 14:47 ]

全国都道府県対抗男子駅伝 ( 2024年1月21日    広島・平和記念公園前発着の7区間48キロ )

<第29回全国都道府県対抗男子駅伝>3連覇を達成した長野の7区・鈴木芽吹(撮影・須田 麻祐子)
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 長野が強さを見せつけて3連覇(21、22年は新型コロナウイルスの影響で中止)を達成した。2時間17分1秒(速報値)は大会新記録だった。

 1区(7キロ)の浜口大和(17=佐久長聖高)は区間4位だったが、従来の区間記録を1秒上回る好記録。中学生区間の2区(3キロ)で6位と順位を下げたが、3区(8・5キロ)では伊藤大志(20=早大)が4位に盛り返して4区(5キロ)で先頭に立った。

 4区の永原颯磨(18)は高校駅伝で優勝した佐久長聖の主将。14分3秒は区間記録にわずか1秒及ばない快走だった。永原は「チームとして自分の4区でトップに立つことが目標だった。区間新記録を狙って1秒届かなかったけど、1位でつなげて良かった」と振り返った。高見沢勝監督(41)も「4区で1位は想定通り」と戦況を見守った。

 5区(8・5キロ)も佐久長聖のVメンバー山口竣平(しゅんぺい=18)が区間賞の12分20秒で1位を守った。山口は6区(3キロ)の滝沢秀斗(15=赤穂中)にたすきを渡すとそのまま転倒するほど力を使い切っていた。

 最終7区(13キロ)、滝沢から48秒差でトップのたすきを受けた鈴木芽吹(22=駒大)は箱根駅伝2区で2位に終わり、主将として総合優勝を逸した責任を感じて号泣した年始だった。その悔しさをこの駅伝で晴らしたい。鈴木はぐんぐん差を広げてトップで平和記念公園のゴールテープを切った。

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