【全国都道府県対抗男子駅伝】箱根ランナーが激突、大東大・久保田が大学生最高の区間2位

[ 2024年1月21日 13:43 ]

全国都道府県対抗男子駅伝 ( 2024年1月21日    広島・平和記念公園前発着の7区間48キロ )

 3区(8・5キロ)は大学、社会人の有力選手が揃った。埼玉の久保田徹(22=大東大)が区間2位タイの23分32秒で1位でたすきを4区に渡した。今年の箱根駅伝では2区区間12位だったが、この日は好走し「2区までいい流れできたので、しっかり粘って最後抜け出すことができた」とレースを振り返る。

 15秒差の2位に追い上げた大阪の葛西潤(23=旭化成)は23分22秒の区間新記録の快走だった。「(19年ぶり更新の)新記録はびっくりしている。2区の選手が前が見えるかたちでつないでくれたお陰です」と話した。

 群馬の塩尻和也(27=富士通)は32位から15人抜きで17位に順位を押し上げた。昨年12月10日の日本選手権1万メートル決勝で従来の日本記録を9秒近く更新する27分9秒80を出して優勝。その実力を存分に見せつけた。

 箱根駅伝1区の区間賞だった千葉の篠原倖太朗(21=駒大)は区間4位の23分38秒の10人抜きで33秒差の4位に浮上。岡山の黒田朝日(19=青学大)は箱根駅伝“花の2区”で区間賞を獲得したが、この日は区間10位の23分51秒で篠原に続く39秒差の5位でたすきを渡した。

 また、石川の中村高洋(40=京セラ鹿児島)は初の“不惑選手”として参戦。最下位でのたすきリレーとなったが、沿道から「石川、石川!!」と大きな声援を浴びていた。

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