【全国都道府県対抗男子駅伝】長崎の川原が1区で区間新!“恩師”の祖父へ「感謝の気持ちでいっぱい」

[ 2024年1月21日 13:05 ]

全国都道府県対抗男子駅伝 ( 2024年1月21日    広島・平和記念公園前発着の7区間48キロ )

<第29回全国都道府県対抗男子駅伝>平和記念公園前をスタートする選手たち。川原(右端)が区間新で区間賞を獲得した(撮影・須田 麻祐子)
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 午後0時30分に広島市平和記念公園前をスタートした。1区(7キロ)は高校生区間。昨年末の全国高校駅伝で火花を散らした選手たちの争いとなった。集団がばらけ始めた4キロ過ぎに兵庫の折田壮太(18=須磨学園)が先頭に立つ。高校駅伝区間1位の折田を追うのが2位だった長野の浜口大和(17=佐久長聖)や長崎の川原琉人(18=五島南)が追う。5・3キロでペースを上げた長崎の川原が19分31秒の区間新記録で2区にたすきを渡した。

 川原が通う五島南高は五島列島の福江島にある。北海道で行われた高校総体には資金面で参加が難しかった中で、高校が呼びかけて同級生の父兄らから50万円が集まった。高校総体に出られた感謝の思いは忘れられない。

 「支えてくれた地域の人たちに応えられて安心した。スタートから出て、戻って、最後の2キロでまた出るというレースプラン通りに走れました。(昨年は1区3位で)ラスト1キロで遅れたので」と川原。五島で練習を指導してもらっていた祖父に「感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 2位は岐阜、3位は埼玉、4位で長野の浜口が通過して兵庫・折田は7秒差の5位だった。

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