山本草太「全て出し切れた」会心の2位 鍵山優真は「ひたすら悔しい」3位発進 男子SP

[ 2023年12月22日 04:50 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2023年12月21日    長野市ビッグハット )

<フィギュア全日本選手権第1日>男子SP、演技を終え笑顔の山本草太(撮影・小海途 良幹)
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 山本草太(23=中京大)が会心の演技で94.58点をマークし、2位発進した。

 「カメレオン」に乗り、冒頭の4回転―3回転の連続トーループから全てのジャンプを成功。山田満知子コーチと抱き合い「全て出し切れた」と喜んだ

 。11月のGPシリーズ第4戦中国杯では6位。あまりの悔しさから気持ちの整理がつかず「苦しい日もあった」というが、大舞台で真価を発揮した。自身初の全日本表彰台が懸かるフリーへ「笑顔で終わりたい」と意気込んだ。

 鍵山優真(20=オリエンタルバイオ・中京大)はジャンプのミスが響いて3位スタートとなった。

 6分間練習から緊張を感じたまま演技に入り、冒頭の4回転サルコーで転倒。「ひたすら悔しい」と怒りの矛先を自分に向けた。

 ただ、4回転―3回転の連続トーループを決めるなど、その後は大きなミスなくフィニッシュ。「めちゃくちゃ悔しいけど、切り替えて調整したい」とフリーでの巻き返しを誓った。

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