川内優輝　MGCで130回目マラソン「私に負けているようでは、日本のマラソンは暗黒期に入る」

壇上で取材に応じる川内（撮影・村上　大輔）
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　男女マラソンのパリ五輪代表を懸けたマラソン・グランド・チャンピオンシップ（MGC）は15日に東京・国立競技場発着のコースで開催される。13日には都内ホテルで記者会見が行われ、130回目のマラソンに挑む男子の川内優輝（AD損保）が意気込みを語った。レース当日は雨予報。天気予報見た瞬間に「“おっ、いいじゃん”と思い、がぜんモチベーションは上がった」という。

　自身4度目のマラソンとった10年東京マラソンは雨の中で自己記録を5分以上短縮して4位と健闘。2位の藤原新と2秒差、3位の佐藤敦之とは1秒差の走りを見せた。「13年ぶりの東京の雨ですから、すごく楽しみ」と強調。パリ五輪への意欲について問われると「私に負けているようでは、日本のマラソンは暗黒期に入ると思う」と笑った。