為末大氏、上野監督解任に揺れる立大に助言「つい何かを考えたくなるけど…せっかくここまできたんだから」

[ 2023年10月13日 09:40 ]

 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者で世界選手権で2度メダル獲得した為末大氏(45)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。上野裕一郎監督(38)の解任で揺れる立教大陸上部男子駅伝部へ、エールを送った。

 昨年度の99回箱根駅伝で史上最長となる55年ぶりのブランク出場を果たし、18位だった立大。あす14日に行われる第100回の箱根駅伝予選会突破を狙う中、上野監督と女性部員との不適切な交際が一部週刊誌で報じられ、同監督は11日付で解任。予選会では、原田昭夫総監督が代行を務める。

 為末氏は「立教大学陸上部がんばれ!」とエール。「応援してくれる人は必ずいる。つい何かを考えたくなるけどそれはレースの後にしよう。体は準備できているはずだからあとはゴールだけを見て走ろう」と呼びかけ、「今自分にできることだけに集中するんだ。せっかくここまできたんだから力を出し切ろう」とアドバイス。「立教大学陸上部がんばれ!」と、何度も応援の声を上げた。

 あす14日に迫った第100回箱根駅伝予選会は、東京・立川で開催される。今年は参加資格が全国の大学に拡大。関東以外から11校が参戦し、史上最多57校が上位13枠の箱根路を目指す。

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