【ラグビーW杯】開催国フランスが2連勝 ウルグアイに思わぬ苦戦もA組首位浮上

[ 2023年9月15日 07:13 ]

ラグビーW杯1次リーグA組   フランス27―12ウルグアイ ( 2023年9月14日    リール )

チームメイトの祝福を受けるマウバカ(AP)
Photo By AP

 世界ランキング3位の開催国フランスが、同17位と格下のウルグアイに薄氷を踏む勝利で、初戦のニュージーランド戦から2連勝。総勝ち点8とし、A組首位に立った。この試合が大会初戦だったウルグアイは大金星を逃したものの、大アウエーのスタジアムを沸かせた。 試合結果  順位表

 試合は前半4分、フランスがFBジャミネのPGで3点を先制。順調な立ち上がりを見せたが、その3分後にSOエチェベリからWTBフレイタスへのキックパスを通したウルグアイに1トライを返され逆転を許した。フランスもすぐさま反撃。同11分にゴール前スクラムを起点にSOアストイが再逆転のトライ。その後、シンビンで1人少ない時間帯もありながら、前半を13―5で終えた。

 後半は一気に突き放したかったフランスだが、早めの交代策でエナジーを保つウルグアイを前に苦戦。スコアが動いたのは同13分で、ゴール前の攻防でFBアマジャの突破を許し、1点差に詰め寄られた。暗雲が立ちこめるスタジアム。しかし直後の同15分、相手が蹴ったボールが味方の背中に当たり、ルーズボールを獲得した途中出場のFWマウバカがラッキーなトライ。後半34分にはもう1トライを追加したものの、4トライ以上で与えられるボーナスポイントを逃す、計算外の苦戦となった。

 開幕戦ではオールブラックスを撃破し、地元ファンの期待に応えたレ・ブルー(フランス代表の愛称)。この試合はメンバー外だったSHデュポン主将に代わって9番で先発し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチを獲得したルクは「非常に難しい試合だった。なかなかスコアできなかった。ファンの前でパフォーマンスできたことはうれしい。大会はまだまだ続く」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月15日のニュース