【ムロオ関西大学ラグビー17日開幕】U-20日本代表の活動で進化した関学大フランカー小林に注目

[ 2023年9月14日 09:00 ]

関西制覇への貢献を誓う関学大の小林
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグは17日に開幕する。今回は全8大学の現状を紹介する一方で、27年のW杯オーストラリア大会、31年のアメリカ大会を狙える若き逸材に焦点を当てる。

 今季ダークホースに挙がる関学大で、フランカー小林典大(てんた、2年=京都成章)が存在感を示している。1メートル85、101キロの体格を誇り、今夏までU―20日本代表の活動に参加。ワールドラグビーU―20チャンピオンシップは3戦全敗に終わったが「相手が日本人に変わって、自分自身、成長を感じられている」と手応えを口にする。

 東山で花園出場経験のある父の影響から、小学2年でラグビーを始めた。高校2年時に、ケガを契機にバックスからFWへ転向。頭角を現し、関東の強豪校からも誘われた。将来的に海外で働きたかったこと、そして選手主体の関学大ラグビー部が京都成章に似ていたことから関西での進学を決めた。

 オーストラリアで旅行会社に勤める親族に憧れ、ゆくゆくは海外で働くつもりだった。だが、その存在は全国でも知られ、今ではリーグワンのチームからも注目を集める。「チームの目標である関西制覇に貢献したい」。自慢のアタックで、9季ぶりの優勝をたぐり寄せる。 (西海 康平)

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