やり投げ女王・北口榛花が痛感「違うと思ったらNOとその場で抗議しなくては」世界陸上で仲間にトラブル

[ 2023年9月2日 13:30 ]

世界陸上の女子やり投げで金メダルの北口榛花(AP)
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 ハンガリー・ブダペストで開催された陸上・世界選手権の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が、自身のSNSで大会中のトラブルを明かした。

 1日午後7時16分に「なぜ私だけ無事だったかわからないですが、強くNOと言えることの必要性を再確認しました」と意味深投稿。ファンから心配の声が上がったが、約4時間半後に再び更新して真意を説明した。

 「世界選手権で規定内ピンを使っていたのにもかかわらず、試合前のチェックでなぜかコントロールに引っかかり、直前でピンを変えさせられ、しかも手でつけられるということが、他の日本人女子選手たちに起きたからです」とし、「私は同じピンでしたが、変えられませんでした。オフィシャルでも人間なので違うと思ったらNOとその場で抗議しなくてはならないと感じました」と続けた。

 その上で「実際に救済はありませんでしたし、前にチームメイトが槍の着地の2-3メートル前を測られた時も、試合後抗議しても救済はありませんでした。救済があったと私が知ってるのは、スタジアムのワイヤーにぶつかってやりが落ちてきた選手が一度救済されてる時はありました。これから海外で試合することも多いので備忘録として呟きました。あまり事実は共有されていないので、今後誰にでも起こる可能性があると思いました」とつづった。

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