【世界陸上】リレー侍、動き出した時計の針 来年5月の世界リレー出場権獲得 パリ五輪へ前進

[ 2023年8月27日 07:46 ]

陸上・世界選手権第8日 ( 2023年8月26日    ハンガリー・ブダペスト )

優勝した米国・ライルズを横目に5位でゴールするサニブラウン(AP)
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 男子400メートルリレー決勝で、日本は37秒83で5位だった。1走の坂井隆一郎(大阪ガス)、2走の柳田大輝(東洋大)、3走の小池祐貴(住友電工)とつなぎ、アンカーのサニブラウン・ハキーム(東レ)がジャマイカらを追い上げたが、2大会ぶりのメダルには惜しくも届かなかった。

 それでも、日本は入賞を果たしたことで、来年5月にバハマ・ナッソーで開催される世界リレー出場権を獲得。同大会で上位14チームに入れば、パリ五輪切符を得る。

 3走の小池は「顔合わせという感じも若干あった」と大会を振り返り「来年以降に向けては非常に良かった」と一定の手応えを口にした。

 世界一のバトンワークで日本のお家芸される400メートルリレーは21東京五輪決勝のバトンミスで失格となり、昨年の世界選手権オレゴン大会でも予選で失格。今回は決勝でバトンがつながったことで、2年間、止まり続けた時計の針が再び動き出した。

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