久保建英のいとこ・久保凛、日本代表で800m2連勝 夢の五輪&世界陸上へ「自分も絶対出たい」

[ 2023年8月27日 11:49 ]

陸上・日韓中ジュニア交流競技会 ( 2023年8月27日    和歌山・紀三井寺公園陸上競技場 )

800メートルを制して日の丸を手に撮影に応じる久保
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 女子800メートルが行われ、久保凛(東大阪大敬愛)が2分6秒71で制した。

 スタートから一気に飛び出し、1周目のバックストレートから独走状態。その勢いのまま2周目も走りきり、トップでゴールを駆け抜けた。25日の競技会でも800メートルを走り、2分8秒62をマークして勝利。そのタイムを上回った。

 「最初の入りを自分のリズムで入ることができた。ラストの200メートルでも少しスピードを上げることができたので良かった」

 レース後は、韓国の選手らとプレゼントを交換し合い、タオルとたこ焼きをあしらったキーホルダーをプレゼントした久保。父・建二郎さんの兄が日本代表MF久保建英(Rソシエダード)の父で、建英とはいとこの間柄だ。自身も小1から小6までサッカーをプレーし、中学から本格的に陸上を始めた。

 メキメキと頭角を現し、昨年の全日本中学校陸上競技大会で800メートルを制して中学日本一に輝いた。今春に東大阪大敬愛高に入学。今年8月に行われた全国高校総体では1年生ながら800メートルを制した。

 将来の目標は「五輪に出場すること」と語る高校1年生。世界選手権で活躍した田中希実(ニューバランス)や北口榛花(JAL)に刺激を受け「すごいな、というのが一番ですけど、いつか自分も絶対に出たいなと思います」と目を輝かせた。今後は1500メートルにも挑戦していく。

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