バックスがプレーオフ記録に並ぶ25本の3Pを成功 アデトクンボ欠場もホーム連敗は阻止

[ 2023年4月20日 13:53 ]

6本の3点シュートを決めたバックスのコナートン(AP)
Photo By AP

 NBAは19日にプレーオフ1回戦の3試合を各地で行い、リーグ全体で最高成績をマークしたバックス(58勝24敗)は、地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で第8シードのヒート(44勝38敗)を138―122(前半81―55)で退けて1勝1敗。プレーオフのNBA記録に並ぶ25本の3点シュートを成功させて(試投49本)、第3Q終了時点で33点差をつけてホームでの連敗は回避した。

 第1戦で腰を強打したヤニス・アデトクンボ(28)は欠場したもののブルック・ロペス(35)が25得点、ドリュー・ホリデー(32)は24得点と11アシストを稼ぐなど先発陣が奮起。第1戦に出番のなかったパット・コナートン(30)は3点シュートをチーム最多の6本を成功させ、プレーオフ自己最多の22得点を挙げた。

 プレーオフでの3点シュート最多記録は2016年5月4日にレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)とカイリー・アービング(現マーベリクス)を擁していたキャバリアーズが東地区準決勝の第2戦(対ホークス)で記録していた25本(試投45本)。バックスは第4Q残り1分25秒、コナートンがこの日6本目を成功させたところでキャバリアーズの記録に並んだ。

 ヒートでは先発ガードのタイラー・ヒーロ(23)が第1戦で右手を骨折して今季の出場は絶望。ジミー・バトラー(33)が25得点を稼ぎ、チームの3点シュート成功率も44・4%(36本中16本)に達していたが、バックスは51・0%とそれを上回った。

 西の第1シード、ナゲッツ(53勝29敗)は地元デンバー(コロラド州)で第8シードのティンバーウルブス(42勝20敗)を122―113(前半64―49)で振り切って2戦2勝。第2Q中盤で最大21点をリードしながら、第3Qで23―40とリズムを崩してこのクオーター終了時点で2点差を追う展開となってしまったが、第4Qを35―24で制して逃げ切った。

 ジャマール・マーリー(26)が6本の3点シュートなどで40得点、ニコラ・ヨキッチ(28)は27得点、9リバウンド、9アシストをマーク。ティンバーウルブスではアンソニー・エドワーズ(21)が41得点を挙げたものの、第4Qでは後手に回った。

 <19日の結果>
 ▼東地区1回戦
(1)*バックス(1勝1敗)138―122ヒート(1勝1敗)
 ▼西地区1回戦
(2)*グリズリーズ(1勝1敗)103―93レイカーズ(1勝1敗)
(1)*ナゲッツ(2勝)122―113(8)ティンバーウルブス(2敗)

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月20日のニュース