リオ五輪カヌー銅　羽根田卓也が結婚　“現役中は無理”が一転　練習環境整い後押し

結婚を発表した羽根田卓也
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　16年リオデジャネイロ五輪カヌー・スラローム男子カナディアンシングル銅メダリストの羽根田卓也（35＝ミキハウス）が19日、一般女性と結婚したことを公表した。インスタグラムで「お相手は一般人の方となります。競技に向き合う日々は変わらず、引き続きパリ五輪へ向けてまい進していきます」と発信。関係者によると、所属先やスポンサーには今月上旬に報告を済ませているという。

　ハネタクの愛称を持つ第一人者は、高校卒業後にカヌーの強豪スロバキアの大学に進学。過去にはスロバキアやドイツの女性と交際経験があることを明かしていた。海外遠征が多く「現役である限り結婚は無理」とも語っていたが、4月から東京五輪会場のカヌー・スラロームセンター（江戸川区）が「ナショナルトレーニングセンター強化拠点施設」に指定され、練習環境が整ったことも結婚を後押ししたとみられる。

　先週末には日本代表選考会で優勝。五輪出場枠を懸けた世界選手権（9月、ロンドン）出場を確実にしており、伴侶とともに5大会連続の五輪を目指す。