プレーインTがスタート 東8位のホークスが7位ヒートを撃破 7位の初戦黒星は現行方式では初めて

[ 2023年4月12日 11:02 ]

ゴール下でシュートに持ち込むホークスのヤング(AP)
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 NBAのプレーオフ残り4枠を決めるプレーイン・トーナメント(PIT)の2試合が11日に行われ、東地区では8位のホークス(41勝41敗)が敵地マイアミ(フロリダ州)で7位のヒート(44勝38敗)を116―105(前半65―50)で下して第7シードの座を確保。プレーオフ1回戦で第2シードのセルティクス(57勝25敗)と対戦することになった。

 PIT現行方式(3年目)で7位チームが8位チームに勝ったのは通算5試合目で初めて。ホークスでは先発ガードのトレイ・ヤング(24)が25得点、センターのクリント・カペラ(28)は4得点ながら21リバウンド(うちオフェンス8)と奮闘し、ベンチ勢もサディーク・ベイ(24)の17得点を筆頭に4人全員が2ケタ得点を挙げて勝利に貢献した。3点シュートの成功は41本中10本(成功率24・4%)と低迷したものの、チーム・リバウンド総数では63―39と圧倒。リードを許したのは開始早々の1分5秒間のみだった。

 東地区サウスイースト1位のヒートは同ディビジョン2位のホークスに対して今季3勝1敗だったが最大24点差をつけられて苦杯。ベンチから出たカイル・ラウリー(37)が6本の3点シュートなどで今季自己最多の33得点を挙げたもののホーム・アドバンテージを生かせず、東地区全体9位のラプターズ対10位のブルズの勝者と、第8シードの座をかけて13日の“セカンドチャンス”に臨むことになった。

 ◎現行方式によるPITの結果
 <2021年>
 ▼東地区
(7)セルティクス118―100(8)ウィザーズ
 *セルティクスが第7シード
(9)ペイサーズ144―117(10)ホーネッツ
(8)ウィザーズ142―115(9)ペイサーズ
 *ウィザーズが第8シード
 ▼西地区
(7)レイカーズ103―100(8)ウォリアーズ
 *レイカーズが第7シード
(9)グリズリーズ100―96(10)スパーズ
(9)グリズリーズ117―(8)ウォリアーズ
 *グリズリーズが第8シード
 <2022年>
 ▼東地区
(7)ネッツ115―108(8)キャバリアーズ
 *ネッツが第7シード
(9)ホークス132―103(10)ホーネッツ
(9)ホークス107―101(8)キャバリアーズ
 *ホークスが第8シード
 ▼西地区
(7)ティンバーウルブス109―104(8)クリッパーズ
 *ティンバーウルブスが第7シード
(9)ペリカンズ113―103(10)スパーズ
(9)ペリカンズ105―101(8)クリッパーズ
 *ペリカンズが第8シード
 <2023年>
 ▼東地区
(8)ホークス116―105(7)ヒート
 *ホークスが第7シード
(9)ラプターズ―(10)ブルズ(12日)
 ▼西地区
(7)レイカーズ―(8)ティンバーウルブス(11日)
(9)ティンバーウルブス―(10)サンダー(12日)

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