埼玉・堀江翔太が通算150キャップを自ら祝福 「長年やってきてなかった」プレーで先制トライ

[ 2023年4月8日 21:35 ]

ラグビーリーグワン第14節   埼玉25―12BR東京 ( 2023年4月8日    熊谷ラグビー場 )

<埼玉・BR東京>公式戦通算150試合出場を達成した堀江は子供たちから花束を受け取る(撮影・篠原岳夫)
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 上位4チームで争うプレーオフ(PO)進出を決めている首位の埼玉(旧パナソニック)が、BR東京(旧リコー)を25―12で下し、開幕14連勝でレギュラーシーズン2位以上が確定した。37歳のフッカー堀江翔太が史上8人目となるトップリーグ時代から通算150試合出場(キャップ)を達成。先制トライも決め、節目の試合でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

 150キャップを自ら祝福した。前半6分、敵陣左ゴール手前のラックからピックアンドゴー。意表を突いてインゴールへ飛び込んだ。

 「ピックアンドゴーしたのは初めてくらい。自分が長年やってきてなかったこと。成長する部分はそこかなって。(スペースが)空いたら狙おうと思っていた」

 試合後には家族から花束を受け取った。「ラグビーに集中できる環境をつくってくれているのは奥さんと子供。(体づくりのために)節制してるので、食べられないものとかあるけど、それを子供たちが把握できるくらい。(子供が)“パパは食べられへんから”って」。食事では小麦や卵を制限。家族の支え、理解があるからこそ、ベテランとなった今でも最前線で力強いプレーができる。

 この日のスタンドは、オフィシャルストアでグッズ購入者にプレゼントされた“堀江お面”をかぶったファンが目立った。「勝てて良かった。うれしかった」と堀江。節目の一戦を終え、再びキャップを積み重ねていく。

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2023年4月8日のニュース