埼玉が開幕14連勝で2位以上確定　堀江は史上8人目の通算150キャップ　ラグビーリーグワン

ラグビーリーグワン第14節   埼玉25―12BR東京 （ 2023年4月8日    埼玉・熊谷ラグビー場 ）

＜埼玉・BR東京＞前半、密集から抜け出した堀江がトライを決める（撮影・篠原岳夫）
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　すでにプレーオフ進出を決めている昨季王者の埼玉は、BR東京を25―12で下し、負けなしの開幕14連勝を飾った。埼玉はレギュラーシーズン2試合を残し、2位以上が確定。BR東京は9敗目（5勝）となった。

　午後5時開始の薄暮ゲームは、強い北風が吹き付ける中でキックオフ。この試合がトップリーグ時代と合わせて史上8人目の通算150キャップとなったフッカー堀江翔太ほどのベテランをしても、最初のラインアウトでボールを奪われるほどの強風に翻弄（ほんろう）された。

　そんな中でも最初に見せ場を作ったのも堀江だった。前半6分、敵陣に攻め込むと、左中間のラックからボールを自らピック。相手選手1人に当たってから反時計回りに1回転して交わし、節目の試合を自ら祝う先制トライを挙げた。13―5で折り返した後半はCTB長田智希らが2トライを追加。得点差こそ付かなかったが、完勝と言える内容で2連覇へ前進した。