レイカーズが主力不在のサンズに勝って西7位の座を堅守　西5位ウォリアーズには1ゲーム差

サンズのD・リーをかわしてシュートを放つレイカーズの八村（AP）
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　西地区全体7位のレイカーズは7日、地元ロサンゼルス（カリフォルニア州）ですでにプレーオフの地区第4シードが確定しているサンズと対戦。121―107（前半61―62）で、ケビン・デュラント（34）、クリス・ポール（37）、デビン・ブッカー（36）ら主力が欠場していたサンズを振り切って42勝39敗。1試合を残して西地区全体8位のペリカンズと同率ながら7位の座を堅持した。5位ウォリアーズ（43勝38敗）とは1ゲーム差、2試合を残している6位クリッパーズとは0・5ゲーム差。レイカーズは無条件でのプレーオフ進出となる6位以上にまだ可能性を残している。

　レイカーズはクリッパーズに対しては今季4戦全敗だが、ウォリアーズとペリカンズに対しては3勝1敗。後者の2チームと同率ならば上位となるが、3チーム以上が並んだ場合にはディビジョン内、もしくはカンファレンス内での成績で順位が決められる。

　レイカーズではディアンジェロ・ラッセル（27）がチーム最多の22得点をマークし、オースティン・リーブス（24）は22得点、アンソニー・デービス（29）は14得点と21リバウンド、3ブロックショット。レブロン・ジェームズ（38）は第3Qまでは9得点だったが16得点と6リバウンド、6アシストを記録している。

　八村塁（25）は第1Qの7分30秒からコートに登場。その1分42秒後、左サイドからのドライブでレイアップを決めてこれが初得点となった。前半で決めたシュートはこれ1本だったが、第3Qには貴重な3点シュートを成功。第4Qには3本すべてを成功させて6得点を加え、この日は23分の出場でフィールドゴール（FG）を8本中5本（うち3点シュートは1本成功）決めて11得点と5リバウンド、2アシストを記録した。出場時間帯のチームスコアはプラス17。2ケタ得点はレイカーズでは出場32試合で14回目となった。

　サンズは45勝36敗。序盤で7点のリードを奪ったものの、後半は45―60と後手に回った。欠場したディアンドレ・エイトン（24）に代わって先発したセンターのビスマック・ビヨンボ（28）は第2Qにデービスに接触した際に右膝を負傷。ロッカールームに下がって後半は出場しなかった。

　なお最終82試合目（9日）の相手はレイカーズがジャズ、ペリカンズがティンバーウルブス、ウォリアーズはトレイルレブレイザーズ。2試合を残しているクリッパーズは8日にトレイルブレイザーズ、9日にサンズと対戦する。

　＜八村の全オフェンス＞
　▼第1Q（出場4分30秒＝2得点）
（1）9分12秒・左サイドからドライブして右手でレイアップ＝○（アシスト・デービス）
（2）9分44秒・正面からドライブして右手でレイアップ＝×
　▼第2Q（出場4分4秒＝無得点）
（3）2分4秒・右サイドから正面に回り込んでドライブ。右手のレイアップに持ち込んだがウェインライト（196センチ）にブロックされる＝×
　▼第3Q（出場5分32秒＝3得点）
（4）10分21秒・左サイドから3点シュート＝○（アシスト・リーブス）
（5）11分13秒・ペイント内でターン・アラウンドからジャンプシュート＝×
　▼第4Q（出場8分41秒＝6得点）
（6）3分44秒・バックコートから1人でボールを運んで右サイドをドライブ。右手でレイアップ＝○
（7）5分52秒・デービスが外したシュートをティップ＝○
（8）7分22秒・ブラウンがブロックされたダンクをフォロー。ゴール下でシュート＝○

　＜5日の結果＞
ロケッツ112―109＊ホーネッツ
ピストンズ122―115＊ペイサーズ
＊ウィザーズ114―108ヒート
76ers136―131（延長）＊ホークス
＊セルティクス121―102ラプターズ
＊ネッツ101―84マジック
グリズリーズ137―114＊バックス
＊ペリカンズ113―105ニックス
ブルズ115―112＊マーベリクス
ウォリアーズ119ー97＊キングス
＊レイカーズ121ー107サンズ
　＊はホームチーム

　＜東地区全体順位＞
（1）☆◎バックス（58勝23敗）
（2）☆◎セルティクス（56勝25敗）
（3）☆76ers（53勝27敗）
（4）☆キャバリアーズ（51勝30敗）
（5）☆ニックス（47勝34敗）
（6）☆ネッツ（45勝36敗）
（7）△◎ヒート（43勝38敗）
（8）△ホークス（41勝40敗）
（9）△ラプターズ（40勝41敗）
（10）△ブルズ（39勝42敗）
（11）★ウィザーズ（35勝46敗）
（12）★ペイサーズ（34勝47敗）
（13）★マジック（34勝47敗）
（14）★ホーネッツ（26勝55敗）
（15）★ピストンズ（17勝64敗）
　＜西地区全体順位＞
（1）☆◎ナゲッツ（52勝28敗）
（2）☆◎グリズリーズ（51勝30敗）
（3）☆◎キングス（48勝32敗）
（4）☆サンズ（44勝36敗）
（5）ウォリアーズ（43勝38敗）
（6）クリッパーズ（42勝38敗）
（7）レイカーズ（42勝39敗）
（8）ペリカンズ（42勝39敗）
（9）ティンバーウルブス（40勝40敗）
（10）△サンダー（39勝42敗）
（11）★マーベリクス（38勝43敗）
（12）★ジャズ（36勝44敗）
（13）★トレイルブレイザーズ（33勝47敗）
（14）★スパーズ（21勝59敗）
（15）★ロケッツ（21勝60敗）
　☆はプレーオフ進出が確定、◎はディビジョン1位、△はプレーイン・トーナメント進出が確定、★はプレーオフ進出の可能性がなくなったチーム。無条件プレーオフは両地区6位まで。7～10位はプレーイン・トーナメントへ

　＜シード順が確定したチーム＞
　▼東地区
（1）バックス
（2）セルティクス
（3）76ers
（4）キャバリアーズ
（5）ニックス
（6）ネッツ
　▼西地区
（1）ナゲッツ
（2）グリズリーズ
（3）キングス
（4）サンズ
　＊カッコ内は地区シード順