東西1位がともにホームで黒星 セルティクスのテータムは40得点 ペリカンズは西9位から7位に浮上

[ 2023年3月31日 14:15 ]

ナゲッツ戦で40得点をマークしたセルティクスのテータム(AP)
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 NBAは30日に2試合を行い、東地区全体2位のセルティクスは敵地ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で1位のバックスに140―99(前半75)で快勝。ジェイソン・テータム(25)が8本の3点シュートなどで40得点、ジェイレン・ブラウン(26)も30得点を稼ぎ、残り5試合となった段階でバックスとのゲーム差を「2」に縮めた。

 セルティクスはチーム全体で3点シュートを43本中22本成功(成功率は51・2%)。昨季の東地区準決勝で4勝3敗で退けているバックスに対しては今季2勝1敗とした。

 バックスは55勝22敗。地区首位の座は堅持しているが、ホームでは今季38戦で8敗目となった。ヤニス・アデトクンボ(28)は24得点をマークしたものの完敗。41点差の敗戦は12月15日のグリズリーズ戦(●101―142)に並ぶ今季ワーストとなった。

 一方、西地区全体1位のナゲッツも地元デンバー(コロラド州)でペリカンズに88―107(前半40―50)で敗れて51勝25敗。3シーズン連続のMVPに突き進んでいるセンターのニコラ・ヨキッチ(28)は脚を痛めて欠場し、ジャマール・マーリー(26)が21得点を記録したものの、チームの連勝は4でストップした。

 ペリカンズはここ7戦で6勝目を挙げて39勝38敗。ブランドン・イングラム(25)が31得点、11リバウンド、10アシストで2回目のトリプルダブルを達成し、試合のなかったティンバーウルブス(39勝38敗)とレイカーズ(38勝38敗)を抜いて、西地区全体の9位から7位に浮上した。

 <30日の結果>
セルティクス140―99*バックス
ペリカンズ107―88*ナゲッツ

 <東地区全体順位>
(1)☆◎バックス(55勝22敗)
(2)☆◎セルティクス(53勝24敗)
(3)☆76ers(50勝26敗)
(4)☆キャバリアーズ(48勝29敗)
(5)ニックス(44勝33敗
(6)ネッツ(41勝35敗)
(7)◎ヒート(40勝37敗)
(8)ホークス(38勝38敗)
(9)ラプターズ(38勝38敗)
(10)ブルズ(36勝40敗)
(11)ウィザーズ(34勝42敗)
(12)ペイサーズ(33勝44敗)
(13)マジック(32勝44敗)
(14)★ホーネッツ(26勝51敗)
(15)★ピストンズ(16勝60敗)
 <西地区全体順位>
(1)☆◎ナゲッツ(51勝25敗)
(2)☆◎グリズリーズ(48勝28敗)
(3)☆◎キングス(46勝30敗)
(4)サンズ(41勝35敗)
(5)クリッパーズ(41勝36敗)
(6)ウォリアーズ(40勝37敗)
(7)ペリカンズ(39勝38敗)
(8)ティンバーウルブス(39勝38敗)
(9)レイカーズ(38勝38敗)
(10)サンダー(3839敗)
(11)マーベリクス(37勝40敗)
(12)ジャズ(36勝40敗)
(13)トレイルブレイザーズ(32勝44敗)
(14)★スパーズ(19勝57敗)
(15)★ロケッツ(18勝59敗)
 ☆はプレーオフ進出が確定。◎はディビジョン1位 ★はプレーオフ進出の可能性がなくなったチーム。無条件プレーオフは両地区6位まで。7~10位はプレーイン・トーナメントへ

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