レイカーズが西の11位から10位に浮上 八村は8得点 リーブスが自己最多の35得点

[ 2023年3月20日 13:13 ]

マジックのバグナーをかわしてシュートを狙うレイカーズの八村(AP)
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 西地区全体11位のレイカーズは19日、地元ロサンゼルスでマジックを111―105(前半59―49)で下して35勝37敗。3試合ぶりに白星を挙げて西地区全体で11位から10位に順位を上げた。レイカーズは7位ウォリアーズとは1ゲーム差、8位サンダーとは0・5ゲーム差で9位ティンバーウルブスと11位のジャズとはゲーム差なし。12位のペリカンズとも0・5ゲーム差しかなく、プレーイン・トーナメントの出場枠(7~10位)を巡っては激戦模様となっている。

 マジックに対しては通算6連勝で、レブロン・ジェームズ(38)が故障で離脱してからは6勝5敗。西地区全体では9位ティンバーウルブス、10位ジャズと同率となって残り10試合となった。

 八村塁(25)は第1Qの9分25秒からコートに登場。これまでとはローテーションが変わり、フォワードとしてはひと足先にウェニエン・ゲイブリエル(25)が起用され、ベンチプレーヤー全体としては4番目の登場となった。前半での得点は相手のゴールテンディングによる2得点のみ。後半で6得点を記録したものの結局19分の出場でFG成功は9本中4本(3点シュートは1本失敗)で8得点と5リバウンド、1アシスト、1ブロックショットという内容で、出場時間帯のチームスコアはプラス4だった。

 レイカーズではベンチから出た2シーズン目のオースティン・リーブス(24)がフリースローを18本中16本成功させて自己最多の35得点をたたき出したばかりでなく6リバウンドと6アシストもマーク。同点で迎えた第4Qの残り57秒にジャンプシュート、残り34秒にフリースローを2本とも決めてマジックを突き放した。アンソニー・デービス(29)は15得点と11リバウンド、ディアンジェロ・ラッセル(27)も18得点と6アシストを稼いで勝利に貢献した。

 ロード4連戦の最終戦で敗れたマジックは29勝43敗。ドラフト全体トップで指名されたパオロ・バンケロ(20)が21得点を挙げたものの大詰めでの接戦を制することはできなかった。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場2分35秒=無得点)
(1)11分55秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第2Q(出場7分10秒=2得点)
(2)20秒・ゴール下で右手でダンクに持ち込むもビターゼにブロックされる=×
(3)2分31秒・速攻からゴール下。ビターゼのゴールテンディングで得点=○(アシスト・リーブス)
(4)6分14秒・左サイドでプルアップからジャンプシュート=×
 ▼第3Q(出場3分0秒=4得点)
(5)11分9秒・左ベースライン際でステップバックからジャンプシュート=○
(6)11分52秒・右サイドでジャンプシュート=○(アシスト・シュルーダー)
 ▼第4Q(出場6分11秒=2得点)
(7)1分41秒・右サイドでジャンプシュート=○(アシスト・リーブス)
(8)2分21秒・右ベースライン際でターンアラウンドでジャンプシュート=×
(9)4分33秒・左サイドのパワープレーからペイント内で左手でシュート=×

 <19日の結果>
ナゲッツ108―102*ネッツ
*サンダー124―120サンズ
*スパーズ126―118ホークス
ヒート112―100*ピストンズ
ペリカンズ117―107*ロケッツ
*バックス118―111ラプターズ
クリッパーズ117―102*トレイルブレイザーズ
*レイカーズ111―105マジック

 <東地区全体順位>
(1)☆◎バックス(51勝20敗)
(2)◎76ers(48勝22敗)
(3)☆セルティクス(49勝23敗)
(4)キャバリアーズ(45勝28敗)
(5)ニックス(42勝30敗)
(6)ネッツ(39勝32敗)
(7)◎ヒート(39勝34敗)
(8)ホークス(35勝36敗)
(9)ラプターズ(35勝37敗)
(10)ブルズ(33勝37敗)
(11)ペイサーズ(32勝39敗)
(12)ウィザーズ(32勝39敗)
(13)マジック(29勝43敗)
(14)★ホーネッツ(22勝50敗)
(15)★ピストンズ(16勝56敗)

 <西地区全体順位>
(1)☆◎ナゲッツ(48勝24敗)
(2)◎キングス(43勝27敗)
(3)◎グリズリーズ(43勝27敗)
(4)サンズ(38勝33敗)
(5)クリッパーズ(38勝34敗)
(6)マーベリクス(36勝35敗)
(7)ウォリアーズ(36勝36敗)
(8)サンダー(35勝36敗)
(9)ティンバーウルブス(35勝37敗)
(10)レイカーズ(35勝37敗)
(11)ジャズ(34勝36敗)
(12)ペリカンズ(34勝37敗)
(13)トレイルブレイザーズ(31勝40敗)
(14)★スパーズ(19勝52敗)
(15)★ロケッツ(18勝53敗)
 ☆はプレーオフ進出が確定。◎はディビジョン首位チーム。★はプレーオフ進出の可能性がなくなったチーム。無条件プレーオフは両地区6位まで。7~10位はプレーイン・トーナメントへ

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