阿武咲が「両側内側半月板損傷、右陳旧性後十字靱帯損傷」で休場 古傷の右膝悪化

[ 2023年3月20日 12:17 ]

大相撲春場所9日目 ( 2023年3月20日    エディオンアリーナ大阪 )

春場所7日目、寄り切りで若隆景に敗れる阿武咲(右)=撮影・成瀬 徹
Photo By スポニチ

 幕内・阿武咲(26=阿武松部屋)が9日目から休場すると発表した。師匠の阿武松親方(元幕内・大道)によると、古傷の右膝を悪化させたという。日本相撲協会に提出された診断書には「両側内側半月板損傷、右陳旧性後十字靱帯損傷 約2カ月間、精査・加療を必要となる見込み」と記されていた。

 右膝の後十字靱帯は過去に損傷したことのある箇所。師匠によると、右膝だけでなく左膝も少し痛めているという。本人は再出場への意欲を示しているが「一日一日様子を見ながら」と、これから慎重に判断していく。

 先場所は優勝争いに絡む活躍で10勝を挙げ、番付を上げた今場所も序盤5日間は4勝1敗と好調だった。9日目の不戦敗を含め、これで4勝5敗となる。

続きを表示

2023年3月20日のニュース