日本代表ロコ・ソラーレ初勝利　最終E4得点でスコットランドに逆転勝ち　藤沢「最後まで粘って戦った」

カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレ（C）JCA　IDE
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　カーリングの女子世界選手権第2日は19日にスウェーデン・サンドビーケンで1次リーグが行われ、日本代表のロコ・ソラーレはスコットランドに9―8で逆転勝ちして1勝2敗とした。

　日本は2連敗した前日に続き、氷の状態を読み切れず苦しい展開となった。有利な後攻の第1エンドは1点止まり。不利な先攻の第2エンドは相手の好ショットが決まり2失点。第3エンドは2点のスチールを許した。

　第4エンドは1点しか奪えず、第5エンドはダブルテークアウトを狙った藤沢五月のラストショットが決まらず2失点。第6エンドも1点スチールを許して2―7と5点差をつけられ追い込まれた。

　しかし終盤に粘りを見せる。第7エンドで2点を奪い、第8エンドは1点スチールして2点差に詰め寄る。第9エンドで1失点したものの、3点を追う最終第10エンド、相手のミスに乗じて大量得点の好機を築き、藤沢がラストショットで相手のストーンをテークアウト。大量4点を奪って土壇場で逆転し大会初勝利を挙げた。

　藤沢は「前半苦しい試合で、昨日の試合に近い試合になり、自信を失いそうになったが、最後の最後まで諦めず、最終エンドは（鈴木）夕海と（吉田）知那美がつないでくれたので、私は最後出すだけで良かった。点差的には諦めてしまいそうな展開だったが、自分たちを信じて最後の最後まで粘って戦った」と話した。