三浦佳生、世界ジュニア王者へ前進「できること尽くして勝ちに」SP首位でフリーへ

[ 2023年3月3日 10:23 ]

フィギュアスケート世界ジュニア選手権第2日 ( 2023年3月2日    カナダ・カルガリー )

三浦佳生
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 男子SPで、今季の四大陸選手権優勝の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は85・11点で首位発進した。3回転ループ、3回転半を降り、後半のフリップ―トーループの連続3回転はこらえて着氷。演技後は大きく口を上げ、「あぶねー」と安どの様子。得点を確認すると「まあまあ」と納得した表情を見せた。

 優勝した先月の四大陸選手権から短い時間でジュニアの構成をまとめ、「まさか首位に立てるとは思っていなかった」と驚いた様子。シニアでの活躍で自信もついており「多少プレッシャーはあるけど、自分はチャンピオンだ、というのを出していって、オーラが出るような感じにしたい。チャンピオン・ミウラ、頑張ります」とジョークめかして笑った。

 15年の宇野昌磨以来、日本勢8年ぶりとなる世界ジュニアのタイトルへ前進。今大会は、ケガなどもあり13位だった昨年のリベンジの意味合いもある。「去年はSPから出遅れて悔しい結果。スタートが良かったので、このまま良い流れでできることを尽くして勝ちに行きたい」と決意を口にした。

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2023年3月3日のニュース