リュウキ・ワイダが4回戦進出 兄はCTサーファーのリオ 

[ 2023年3月3日 13:21 ]

サーフィンホワイトバッファロー日向プロQS3000第2日 ( 2023年3月3日    宮崎県日向市・お倉ケ浜海岸 )

<サーフィンホワイトバッファロー日向プロ第2日>男子3回戦を2位で通過したリュウキ・ワイダ
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 男子3回戦が行われ、1組でリュウキ・ワイダ(インドネシア)が10・30点(5・65+4・65)の同組2位で4回戦進出を決めた。

 インドネシア出身の父と日本人の母を持つワイダは、3歳でバリ島へ移住し、その後にサーフィンを開始。プロとしてはインドネシア選手として活動している。兄のリオは同国選手として初めて、今季からプロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)にレギュラー参戦し、21年東京五輪にも出場。まさにサーフィン一家で育った20歳だ。

 3回戦は2本目の4・65点、4本目に5・65点を出し、終盤までトップをキープ。最後は同じインドネシア選手に抜かれたが、ラウンドアップを決めた。「(2回戦があった前日より)今日の方が波が分かりやすかった。練習で“ここで待とう”と決めたところに波が来たので良かった」と笑顔。昨秋以来の日本滞在で「寿司を食べるのが楽しみ」という20歳が、もう一つの母国で頂点を目指す。

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2023年3月3日のニュース