塩尻和也が優勝 三浦龍司が2位 クロカン日本選手権

[ 2023年2月26日 19:28 ]

陸上第106回クロスカントリー日本選手権 ( 2023年2月26日    福岡市・海の中道海浜公園 )

クロカン日本選手権のシニア男子10キロを制した塩尻
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 シニア男子10キロはリオ五輪3000メートル障害日本代表の塩尻和也(26=富士通)が29分15秒で制した。21年以来2年ぶり2度目の優勝を狙った東京五輪3000メートル障害7位の三浦龍司(21=順天大)が2位、青学大時代の箱根駅伝で“3代目山の神”と呼ばれたプロランナー、神野大地(29=セルソース)は4位だった。

 同女子8キロは和田有菜(23=日本郵政グループ)が27分22秒で初優勝した。

 ○…シニア男子10キロは3000メートル障害リオ五輪代表の塩尻が、同東京五輪7位だった三浦との“オリンピアン対決”を制して優勝した。「中盤は(トップ集団に三浦がいて)不安だったので、ラストまでに大きく離しておこうと思った」と13秒差をつけてゴールインした。この優勝で6月の日本選手権1万メートルの出場権を獲得。「8月の世界選手権(ブタペスト)、24年パリ五輪とも1万メートル出場が目標なのでしっかり調整したい」と意気込んだ。

(上位成績)
 ▽シニア男子10キロ
(1)塩尻和也(富士通)29分15秒
(2)三浦龍司(順天大)29分28秒
(3)溜池一太(中央大)29分30秒
 ▽シニア女子8キロ
(1)和田有菜(日本郵政グループ)27分22秒
(2)猿見田裕香(ユニバーサルエンターテインメント)27分24秒
(3)竹原さくら(ダイソー)27分26秒
 ▽U20男子8キロ
(1)永原颯磨(佐久長聖高)24分01秒
(2)山崎草太(西京高)24分01秒
(3)折田壮太(須磨学園高)24分06秒
 ▽U20女子6キロ
(1)名和夏乃子(長野東高)20分20秒
(2)松本明莉(筑紫女学園高)20分20秒
(3)奥本菜瑠海(興譲館高)20分23秒

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2023年2月26日のニュース