佐賀工 中学時代野球部のフッカー・藤松が先制トライで貢献「自分たちの得意な形で押し切れた」

[ 2022年12月31日 06:00 ]

全国高校ラグビー大会2回戦   佐賀工43―10岐阜工 ( 2022年12月30日    花園ラグビー場 )

<岐阜工・佐賀工>  後半 左スミにトライを決める佐賀工・迫中(右)  (撮影・成瀬 徹)
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 佐賀工が“伝統力”を発揮して開幕した。前半5分だ。ゴール前10メートルの右ラインアウトからモールを組みフッカーの藤松が先制のトライ。「自分たちの得意な形で押し切れた」と胸を張った。これで勢いが出たチームは7トライを挙げた。

 中学時代は野球部の外野手として活躍。「親戚がラグビー部OBだった」と高校から競技を始めた。体づくりからはじめ70キロの体重は105キロまでパワーアップし、FW陣を引っ張っている。

 3回戦は同じBシードの中部大春日丘(愛知)とぶつかる。両チームともFWが武器のチームカラーで藤松は「体をあてて圧倒していきたい」と力こぶ。今大会の目標、ベスト4以上をかなえるためにも負けられない戦いが続く。 

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2022年12月31日のニュース