天理が令和初勝利 田仲が切り裂いた先制トライ 祖父と父に続き“3代目”も聖地で新たな一歩

[ 2022年12月31日 06:00 ]

全国高校ラグビー大会2回戦   天理29―15青森山田 ( 2022年12月30日    花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 天理・青森山田>前半、右サイドを抜け出し、中央に回り込んでトライを挙げる天理・田仲(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 4大会ぶりの出場となった天理が令和初勝利を挙げた。序盤、相手の守備を切り裂いたのが高校日本代表候補のWTB田仲功栄だ。

 前半1分に右隅へ飛び込み先制トライを決めると、7分にも再び右でボールを受けてトライを奪う。祖父と父も天理でプレーし、祖父・功一さんは第42回大会で優勝、父・成貴さんは第70回大会で準優勝。“3代目”も聖地で新たな一歩を踏み出した。

 「課題もたくさん見つかったので、次に向けて修正したい」と語ったのはNo.8太安主将。昨年の県予選決勝で御所実に敗れてから、指導方針が一新されて選手主体となった。練習メニューなども自分たちで考え、自立することで成長してきた今年度の天理。伝統校としてのプライドも持ちながら、さらに上を目指す。

続きを表示

2022年12月31日のニュース