ラグビー日本代表・藤井ディレクターが今年の活動総括、ディアンズを高評価「MVP級の活躍」

[ 2022年11月24日 17:34 ]

オンラインで総括会見を行った藤井ナショナルチームディレクター
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 ラグビー日本代表の強化を担当する藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(53)は24日、オンラインで今秋の総括会見を行った。欧州遠征から帰国したチームは解散しており、今後は12月17日開幕のリーグワンに向け、各所属チームで調整を進める。

 収穫には若手の活躍を挙げ、SO李承信(21=神戸)、ロックのワーナー・ディアンズ(20=BL東京)、フランカー下川甲嗣(23=東京SG)を評価し「それなりにプレーしてくれた」と満足した様子。特にニュージーランド戦で代表初トライをマークするなど、今秋全6試合(3試合はオーストラリアA代表との強化試合)に出場したディアンズを「MVP級の活躍だった」と絶賛した。

 今年のテストマッチはウルグアイに2勝したものの、フランス、ニュージーランド、イングランドといった世界最上位グループの代表チームとされる「ティア1」3カ国から金星を挙げることはできなかった。課題については好機での決定力を指摘。「ゴール前までいって点につながらなかったことを今後どうしいくか」と話した。

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2022年11月24日のニュース