メダル4個獲得 橋本、充実の帰国「やりきった感はある」

[ 2022年11月9日 04:20 ]

記者の質問に答える橋本(撮影・木村 揚輔)
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 体操の世界選手権に出場した橋本大輝(21=順大)ら日本代表が8日、英リバプールから羽田空港に帰国した。日本は今大会で金2、銀3、銅3の計8個のメダルを獲得。男子個人総合金を含め4個のメダルを獲得した橋本は大会を通じて計19種目を演技し、「過去最多の演技数で、出場した種目全部でメダルを獲れ、やりきった感はある」と充実感を漂わせた。

 最大の目標だった団体総合で金を逃し、悔しさも残った。「来年(の世界選手権)、そしてパリ五輪で団体金が獲れるように。まずは体を休めながら来年からの構成を考え、完成形を見つけていきたい」と2年後を見据えた。

 《渡部ご褒美は「焼き肉です」》女子平均台で優勝した渡部葉月(18=中京ク)は大勢の報道陣に囲まれて緊張気味。「1位になった瞬間は信じられなくて…いろいろな方からメッセージを頂いて少しずつ実感している」と心境を語った。補欠から繰り上がりで初出場し、日本女子4人目の金メダリストになったシンデレラガールは「応援してくれた方たちに優勝を見てもらえて良かった」と笑顔。今、食べたい物を問われると「焼き肉です」とはにかんだ。

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