女優でグラビアアイドルの時田愛梨が3か月で100切り目指して⑧ 最終ラウンド検定(前編)

[ 2022年11月9日 12:00 ]

100切り検定ラウンドに臨む時田愛梨(左)と青木淳コーチ
Photo By スポニチ

 YouTube「スポニチゴルフチャンネル」で配信している「時田愛梨100切り目指して」(全10話)の第8話が公開された。女優、グラビアアイドルなどマルチに活動している時田愛梨(30)がティーチングプロの青木淳氏(57)のレッスンで上達していく3カ月を追いかける動画企画。時田は100切り検定ラウンドに臨んだ。 動画で見る・時田愛梨の3か月で100切りレッスン⑧

 これまでの成果が試される運命の18ホール。時田はこの日のために購入したデサントゴルフのスリーブレスのワンピースで登場した。スタートを前に「いよいよ今日はテストの日です。100を切りたいと思います」と拳を握りしめた。

 検定ラウンドを見届けようと、指導に当たった青木氏がコースに現れた。その姿を見て「本当にいると思わなくて。緊張が2倍になっちゃいましたよ」と師匠の突然の登場に驚いた。「頑張りましょう」と声を掛けられると「今まで習ったことを考えすぎないけど考えて頑張っていけたら」と改めて抱負を語った。

 スタートの10番パー4。第1打は左ラフだったが、第2打はしっかりヒットさせ、青木氏から「ナイス」の声が飛んだ。だが「緩まないように」とアドバイスを受けたアプローチで打ち過ぎてしまいグリーンオーバー。膝から崩れ落ちて「なんで」と叫んだ。左足上がりのアプローチは寄らず、2パットでダブルボギーとなった。

 11番パー4は1Wのナイスショットでフェアウエーを捉えた。第2打は思うように打ち切れなかったが、青木氏からは「ショット自体は悪くない。ちょっとずれただけ」と励まされた。ただアプローチは狙いより左に出てカラー。ここもダブルボギーだった。12番パー4もグリーン周りで苦戦。それでも、ようよく乗せたあとで1ピンをしっかり沈めてボギー。笑みがこぼれた。

 13番パー4の第1打は、レッスンで教わったドロー系のボールでフェアウエーを捉えた。第2打はトップ気味でグリーンまで距離が残った。青木氏から「緩めなくていい。テークバックを普通に取って普通に打っていい」とアドバイスされたがグリーンには乗せられなかった。4オンからのパットは左を抜け、OKの距離を打って外したが、青木氏の温情でダブルボギーにしてもらった。

 14番パー5は4打目のバンカー越えのアプローチがグリーンオーバーとなりダブルボギーだった。15番パー5は安定してきていた1Wでミスが出た。打った瞬間、右に出てOB。クラブのグリップに額を当てて落ち込んだ。前進4打目は低い弾道ながらフェアウエーをキープ。第5打でグリーンに乗せ、長いパットを2パットでしのいでダブルボギーとなった。

 インの残り3ホール。ここで粘りを見せる。16番パー3の第1打はグリーン左のラフ。第2打は狙っていた方向よりも右に出たが、きっちり寄せてOKボギーとなった。17番パー4は3打目で手前3メートルに乗せると、これを沈めて初めてのパー。「やったー」と大喜びした。18番パー3はグリーン手前からのアプローチが大きめだったが、ピンに当たって1メートルのところで止まった。これは沈められなかったがボギーにとどめた。

 ハーフのトータルは49。100切りへ可能性をつないだ。「本当に集中してやりました。そしていろいろな課題がありました」と振り返った。一番の課題はやはりアプローチ。「感覚がつかめていないので、後半はもう一回、頭の中で整理して頑張っていきたいと思います」と気持ちを新たにして後半のアウトに向かった。

 ◇時田 愛梨(ときた・えり)1992年(平4)3月6日生まれ、東京都出身の30歳。つんく♂プロデュース「NICE GIRLS プロジェクト!」のオーディションに合格して09年から芸能活動を始める。デビュー時の芸名及び愛称は「とっきー」。グラビアJAPAN2010でミス週刊プレイボーイ賞受賞。その後は番組アシスタント、バンド活動、主演舞台など多方面で活躍。

 ◇青木 淳(あおき・じゅん)1965年(昭40)6月5日生まれ、東京都出身の57歳。株式会社エイジェイカンパニー代表取締役。18年に日本プロゴルフ協会(PGA)に入会。ティーチングプロA級を取得し、ジュニア指導員でもある。他に国際資格CPI公認パッティング・インストラクター、加圧ゴルフ推進機構認定加圧ゴルフインストラクター、昭和大学客員講師(体育・ゴルフ担当)。

続きを表示

2022年11月9日のニュース