都筑有夢路 日本勢過去最高の3位「メンタルが凄い安定していた」

[ 2022年11月9日 04:05 ]

女子で3位に入った都筑有夢路(WSL提供)
Photo By 提供写真

 サーフィンのチャレンジャーシリーズ(CS)第6戦サクアレマ・プロ最終日は、プロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)の来季シード権を争って7日にブラジル・サクアレマで行われ、女子は東京五輪銅メダルの都筑有夢路(21=木下グループ)が日本勢過去最高の3位に入った。初進出した準決勝で12・56点を挙げたが、優勝したアリッサ・スペンサー(米国)に2・04点差で敗れた。年間順位は5つ上げて13位で、日本勢トップ。男子は東京五輪4位のガブリエウ・メジナ(ブラジル)が制した。年間順位の日本勢最高は脇田泰地の34位。

 大声援に後押しされた地元ブラジルの新鋭と対戦した準々決勝で、都筑は開始早々にダイナミックなターンを連発し、7・17点を挙げた。3本目も縦横自在の力強い切り返しで6・47点を加え、重圧をはねのけて快勝。「メンタルが凄い安定していた。自分の演技ができた」と胸を張った。第4戦の全米オープンも5位と健闘したが、続く第5戦は1回戦敗退。巻き返しを期した一戦で本領を発揮し、来季のCT参戦に望みをつないだ。

続きを表示

2022年11月9日のニュース