日本人最短のツアーデビュー戦V 史上6人目のツアー3連勝に挑む蝉川泰果「ものにできたらかっこいい」

[ 2022年11月1日 15:21 ]

マイナビABCチャンピオンシップでプロデビューする蝉川泰果。会場で会見を行った
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 男子ゴルフのマイナビABCチャンピオンシップは3日から兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部(7217ヤード、パー72)で開催される。

 1日、主催者から予選ラウンドのペアリングが発表され、今大会がプロデビュー戦となる注目の蝉川泰果(21=東北福祉大)は石川遼、昨年Vの浅地洋佑と同組で回ることになった。

 日本オープンで95年ぶりのアマチュアVと史上初のアマチュアによるプロ競技2勝目を飾った蝉川は、31日にプロ転向宣言。この日は会場で練習ラウンドを行った。あいにくの雨でインの9ホールでラウンドを終え、練習グリーンでパッティングの調整を行った。
 クラブハウスの前では東北福祉大の先輩の宮里優作から「おっ!大型新人!!おめでとう」と祝福の声をかけられ笑顔でグータッチした。

 前週の常陸宮杯日本学生を含め今週で3連戦。その間にクラブを握らなかった日はわずか1日。「体はぐちゃぐちゃです」と疲労で首や肩にハリを感じ、急きょトレーナーにケアを依頼した。

 ツアーデビュー戦で優勝すれば、日本人としては最短記録の松山英樹の2戦目を更新。パナソニック・オープン、日本オープンに続くツアー出場3連勝なら、尾崎将司、青木功らに並ぶ6人目の最長記録だ。「記録は意識はしています。それをものにできたらかっこいいですよね」と意気込んだ。

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2022年11月1日のニュース