渋野日向子「日本へようこそ～」米メンバーとして初出場　TOTOジャパンクラシック

＜TOTOジャパンC・火曜練習日＞アプローチ練習で調整する渋野日向子（撮影・井垣　忠夫）
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　国内唯一の全米女子プロゴルフ協会（LPGA）公式戦で、日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は11月3日から4日間、滋賀県の瀬田GC北Cで行われる。渋野日向子（23＝サントリー）が1日、公式会見に臨み「アメリカツアーの選手としてこの大会に出場したかった。それが参戦1年目にしてできたのは凄くうれしい。そこを目標に1年間頑張ってきたからこそ、この大会に出られる喜びがあります」と開幕を心待ちにした。

　今大会には過去3度の出場経験があるが、今年から米ツアーを主戦場とする23歳とって、米ツアーメンバーの出場枠で出場するのは今年が初めてだ。「19年に出た時は、本当に有名な選手しか分からない状況だった。“あ、テレビで見たことがある選手だな”とか。今回はそれなりに顔見知りで“日本へようこそ～”って言えるくらいの選手がいる。ちょっと感覚は違いますよね」と明かした。

　この日の練習ラウンドでは、グリーンとグリーン周りを重点的に確認。前週の国内ツアー、樋口久子・三菱電機レディースでは最終日に68をマークして9位に入っただけに、「いい終わり方ができたので、それが今週につながるといいな」と明るい表情で言った。会場の瀬田GCは、渋野にとってジュニア時代から回っているコース。19年大会は13位、昨年大会では7位に入っておりコースとの相性も悪くない。「日本人にチャンスが大いにある試合だと思う。そのチャンスを生かしたいというのはある」と気合い十分に言った。