“笑わない男”稲垣　“負けない男”になる「落としていい試合は一つもない」

前日練習で汗を流した稲垣啓太
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　ラグビー日本代表（ジャパンXV）は14日、オーストラリアA代表との強化試合最終戦に臨む。13日は試合会場で前日練習を行い、今秋初先発のプロップ稲垣啓太（32＝埼玉）は「落としていい試合は一つもない。結果にこだわる」と連敗ストップを誓った。

　第1、2戦は逆転負けで、今夏のテストマッチを含めると4連敗中。キャップ対象外の試合で、チーム強化が最大の目的だが「負けていいってことは絶対にない」と強調した。コンディションの関係で2戦連続メンバー外だったが、この日は軽快な動きで汗を流し、万全をアピール。“笑わない男”は「自分の役割をどれだけの精度でできるか」と静かに闘志を燃やした。

　《南「取り切る」》ラグビー15人制女子W杯ニュージーランド大会参戦中の日本代表は13日、1次リーグB組第2戦の米国戦（15日、ファンガレイ）の登録メンバー23人を発表した。プロップ南早紀主将（横河武蔵野）、ロック佐藤優奈（東京山九フェニックス）らが第1戦に続いて先発。1敗同士の対決で、8強入りへ重要な一戦となる。オンライン取材に応じた南は「自分たちのスクラムを組む。自分たちが取れる場所で取り切る」と意気込んだ。