サーフィン男子 パリ五輪出場枠獲得 代表サバイバルは“本場の波”で

[ 2022年9月28日 04:22 ]

サーフィンのワールドゲームズで男子のパリ五輪出場枠を獲得し、トロフィーを手に帰国した日本サーフィン連盟の宗像富次郎強化本部長(左)と井本公文強化委員長
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 サーフィンの世界選手権に相当するワールドゲームズ(米カリフォルニア州ハンティントンビーチ)で男子の24年パリ五輪出場枠を獲得した日本連盟の宗像富次郎強化本部長と井本公文強化委員長が成田空港に帰国し、宗像氏は「男子は(五十嵐)カノアの優勝で目標に届いた。1人だけではなくチームで頑張った成果」と総括した。

 今後は開幕2年を切った本番へ強化に着手する。会場のタヒチ・チョープーはトップ選手でも恐怖を感じるほどの高い波で知られ、井本氏も「あの波に乗れる選手は限られる」と指摘。そこで来年は適性のある選手を特定強化指定し、現地に派遣する予定。獲得した出場枠の代表は日本連盟が24年5月までに決定することになっており、井本氏は「現地で経験することが大事。男女10人ずつくらいは(強化指定して)連れて行きたい」と話した。出場枠の獲得を逃した女子については、井本氏が「男女で差が開いたのは課題。24年へ一から強化をやり直す」と課題に挙げた。

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2022年9月28日のニュース