ワンピースで“つかみ”OK 奧原希望が小学校で特別授業「目標、夢を持って」

[ 2022年9月28日 17:11 ]

埼玉・嵐山町立志賀小学校で特別授業でプレー姿を披露する奧原希望
Photo By スポニチ

 16年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子シングルスで銅メダルを獲得し、昨夏の東京五輪にも出場した奧原希望(27=太陽ホールディングス)が28日、埼玉・嵐山町立志賀小学校で特別授業を行い、約70人の子供たちに目標や夢を持つことの大切さを伝えた。

 奧原は「人生の大先輩として成功をつかむヒントをお話できたら」とあいさつ。子供たちに夢や目標を持っているか尋ね、さらに「この中にONE PEACE(ワンピース)のルフィみたいに『俺は海賊王になる男だ』って教えてくれるお友達はいるかな?」と問い掛け。「今、めちゃめちゃハマっている」という人気漫画「ONE PEACE」ネタで子供たちの心をガッチリつかみ、「目標、夢を持ってほしい」「とにかくやってみる・行動する」「一生懸命全力でやる」の3点を挙げ、を分かりやすい例えを交えながら話し、デモンストレーションではバドミントン部の4人とダブルスを組んでプレーするなど、約1時間の子供たちと交流。「いろいろな素敵な出会いがあり、私自身もうれしい」と振り返った。

 右足の故障(大腿骨疲労骨折及び右内転筋肉離れ)のため、日本開催だった先月の世界選手権、ダイハツ・ヨネックスジャパンオープンを欠場。現状については「ぼちぼち回復しつつもフルでは練習できていない状況」と説明した。

 自身の目標については「今はパリに向けてですね」と、24年パリ五輪を目指すことを明言。「万全の状態で来年の(選考)レースを迎えられるようにトレーニングを積んでいる段階です」とし、「デンマーク、フランス遠征には出場したい」と、10月のデンマークオープン、フランスオープンで復帰したい意向を示した。

続きを表示

2022年9月28日のニュース