NHLキャンプに参加していたアイホケ・平野裕志朗　「AHLに戻る」と報告「要するにカットです」

アイスホッケー日本代表のFW平野裕志朗（公式インスタグラム＠9yushi0から）

　アイスホッケー日本代表のFW平野裕志朗（27）が27日、自身のツイッターを更新。北米プロリーグNHLのバンクーバー・カナックスとトライアウト契約を結び、トレーニングキャンプに参加していたが、AHLに戻ることになったと報告した。

　平野は今年1月、NHLの3部に相当するECHLのシンシナティ・サイクロンズから、2部相当のAHLのアボッツフォード・カナックスへ移籍。AHLでは日本生まれの選手として初のゴールを決めるなど30試合で5ゴール、7アシストをマークしていた。

　9月に入り、カナックスのプレシーズンキャンプにトライアウト契約で参加することを発表。FWでは初のNHL入りを目指したが、キャンプ6日「チームからのリリースがあったと思いますが、AHLに戻ってもらうと、要するにカットです」と報告した。

　続けて「でも良いフィードバックをもらえました」といい、「『みんな良かったと言ってる。招待選手という形で難しい状況だった、ただ少しの違いを意識してくれ。これから何が起こるかわからない。いつでも戻ってこれる準備をしといてくれ。若い選手を呼ぶのではなくて、27歳のYushiを呼ぶ意味。この1枠にいることに自信を持ってくれ』とありがたき言葉をもらいました」と投稿。「必ず戻ってきます」と決意を新たにしていた。