笹生 終盤失速32位で終戦「風がこの2日間と真逆 対応できなかった」

[ 2022年9月27日 04:30 ]

米女子ゴルフツアーアーカンソー選手権最終日 ( 2022年9月25日    米アーカンソー州ロジャーズ ピナクルCC(6438ヤード、パー71) )

最終ラウンド、5番でアプローチショットを放つ笹生(共同)
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 1打差2位から出た笹生優花(21=フリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算8アンダーの32位だった。ショットが安定せず、昨年の全米女子オープン以来となるツアー通算2勝目はならなかった。アタヤ・ティティクル(19=タイ)が通算17アンダーで並んだダニエル・カン(29=米国)とのプレーオフを制し、ツアー2勝目を挙げた。

 笹生は逆向きとなった風に対応できず、ショットが乱れた。首位と2打差で迎えたサンデーバックナイン。14番パー5では左に曲げてロスト。打ち直しとなり、ボギー。続く15番パー3では46度ウエッジでのティーショットが手前の池につかまり、ダブルボギーと苦しみ、優勝争いから大きく後退した。

 「風がこの2日間と真逆だった。それに対応できなかった」と振り返った。昨年6月全米女子オープン以来の勝利は逃したが、一方で3位に入った1月ゲインブリッジLPGA以来となる上位でのプレーには充実感もあった。「楽しくできたし、無駄にはならない」と顔を上げ、拠点を置くダラス開催の次戦(ボランティア・アメリカ・クラシック)へと向かった。

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2022年9月27日のニュース