女子やり投げ・北口 10月“凱旋試合”で「60メートルオーバー」に意欲

[ 2022年9月27日 04:30 ]

公開練習で汗を流す北口(撮影・西海健太郎)
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 陸上女子やり投げ日本記録保持者で7月の世界選手権で銅メダルを獲得した北口榛花(24=JAL)が26日、都内で練習を公開した。

今季の主要な国際大会は終了したが、10月1日のチャレンジカップ(新潟)、8日のとちぎ国体と日本国内で“凱旋試合”が続く。「今できる最大限の調整をしている。日本記録(66メートル)とは言えないが、60メートルオーバーの投てきができるように」と意気込んだ。

 3カ月にわたる海外転戦から20日に帰国したばかり。25日にエントリーしていた全日本実業団はコンディション不良のため欠場した。拠点のチェコとの寒暖差に苦戦しており「エアコンのない3カ月を過ごしたので、エアコンに慣れない…」と苦笑い。

さらに「日本を満喫したい。できれば温泉に行きたい」と本音もこぼれたが、毎日2部練習で追い込み、リフレッシュは先送り中。心身とも緊張感を保ち、長いシーズンのラストスパートをかける。

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2022年9月27日のニュース