流大、フルメニュー消化で「しんど過ぎて全身つった」 入院中の様子も語る ラグビー日本代表候補合宿

[ 2022年9月14日 20:15 ]

<ラグビー日本代表候補・別府合宿>鋭いパスを放る流
Photo By スポニチ

 ラグビー日本代表候補は14日、大分・別府合宿の第2クール2日目を報道陣に公開した。コンディション不良から完全復活を目指すSH流大(30=東京SG)が前日に続き、連係プレーやディフェンス練習に参加。前クールは一部別メニュー調整だったが、13日から約100日ぶりにフルメニューを消化した。

 不安を感じさせない軽快な動きで再始動した。13日の全体練習では、5月29日のリーグワン決勝・埼玉戦以来となる実戦形式に臨んだ流。予定よりも10日ほど早くフルメニュー参加となり「しんど過ぎて全身つって、きつかった(笑い)」と充実の表情で汗を流した。

 今夏の代表活動期間はコンディション不良のため途中離脱だった。宮崎合宿初日の6月3日夜に体の異変を感じたという。翌日に病院で検査を受け、10日間ほど入院した。病名など詳細は明らかにしなかったが、「精密検査を受けながら点滴を打って、とにかく休むことが必要だった」と説明した。

 退院後は7月上旬から有酸素運動、8月上旬から8割程度のフィットネストレーニングが可能となり、今秋に向けて照準を合わせてきた。まだ100%の状態ではないというが、13日の第2クールから実戦形式に参加し「コンディションも良かったので、早まって今週からできるようになった」と回復ぶりをアピールした。

 10月にはオーストラリアA代表との強化試合、ニュージーランドとのテストマッチが控える。今後は現在の50人超の代表候補から約40人に絞られる方針のため「良いプレーでチームに貢献して、テストマッチのメンバーに食い込みたい」と覚悟を示した。

続きを表示

2022年9月14日のニュース